就職氷河期の求人に採用された新入社員の気持ちとは?

 


 就職の求人に応募し、採用された新入社員たちの傾向は「仕事優先」よりプライベート優先であることが、就職情報サイトのマイナ日の調査で分かりました。

 

 現在は就職氷河期からの脱却過渡期と言えます。株価が13000円台でまだ上がる様子を見せていますし、新卒の就職率も前年同時期比で0.3ポイントの上昇をみせているからです。

 しかし、未だに内定がもらえない新卒も多く、まだまだ就活は厳しい状況のままであるにもかかわらず、なぜ仕事優先ではなくプライベート優先なのでしょうか?

 

 それは時代の潮流がそうであり、ワークライフバランスという概念が定着したためです。仕事と私生活を一緒くたに考える人が少なくなり、仕事は仕事、プライベートはプライベートと切り分ける人が増加した結果、仕事優先と考える人が少なくなりました。

 

 仕事と私生活のどちらを選択するのか、という設問に対して仕事優先が二十三年と比べ1.3ポイント減少となる7%であり、どちらかといえば仕事優先が1.7ポイント減少の44.3%、両方を合わせて51.3%という結果が出されています。

 

 ワークライフバランスと似た考えでクオリティ・オブ・ライフという考えも定着しています。今はどれだけ物質的に豊かになるのか、という視点よりも、どれだけ自分なりに幸せな人生を送れるのか、という質を重要視する傾向が世界的に強まっています。

 

 やる気に満ちているはずの新入社員と言えども、現代では企業に骨を埋めるという考え方は少ない傾向にあります。